平成25年度事業活動報告

 平成23・24年度は、東日本大震災、福島第一原発事故の影響から、親子塾を中止していましたが、今年度は、当会所有の「あしょろドーンの家」を根拠地として再開いたしました。
7月23日(第1日目)
参加者全員(九州から参加の数人は別)が、帯広空港に集合。貸切バスで2時間強の「ドーンの家」に到着、宅配便を受取り、バスで町中にある「足寄温泉」に入浴後、近くの「熊の子食堂」の広間で九州組と合流し夕食。その場で開塾となった。青木副理事長の歓迎のことばの後、全員が自己紹介、日程表、名簿などが配布された。「ドーンの家」に戻り、荷物の開梱、各自割り当てられた部屋で就寝。

7月24日(第2日目)
 これから4日間の朝食・昼食は、全て高畑理事のレシピでの健康食育調理による食事。
午前中は、敷地内の草地を開墾し畑にする親子農作業、午後は親は農作業継続、子どもたちは、近くの道の施設「ネイパルあしよろ」でボール遊びなど、それぞれ時間を合わせて「足寄温泉」で入浴、足寄町民センターの調理室に移動、親子揃ってのお料理教室・夕飯の調理と食事を楽しむ。「ドーンの家」へ戻って、親たちは、中野、高畑両先生のお話を聞く。子どもたちは、敷地内でクワガタ、カブトムシの収集と支援者に手伝って貰って池の鯉釣りに夢中であった。

7月25日(第3日目)
午前中は、前日と同じ農作業。午後は親も子どもたちも前日と同様。「足寄温泉」入浴後、町民センターの料理教室、夕食も同様。夕食後、「ドーンの家」に戻って、親たちは、青木さんを囲んで交流・懇親会。子どもたちは、中野、高畑両先生の分かり易いお話を聞く時間を過ごした。

7月26日(第4日目)
午前中は、親子揃っての農作業。午後、親たちは立木の移植などの作業、子どもたちは、中野先生の案内で、乳牛を放し飼いしている牧場周辺をドライブ。親たちは足寄の名産品を探しに道の駅を散策。「足寄温泉」入浴の後、「ドーンの家」に戻って、野外炊飯バーベキューの準備も全員で協力。中野先生のうこぎの葉の天ぷらは大好評で、30メートル先の林から追加採取するほど。マトンや牛肉は地元の最高級のものばかり、夕暮れの中で皆満腹々々であった。

7月27日(第5日目)
いよいよ最終日。九州組は先発で出発、名残惜しいお別れであった。残りの参加者は、貸切バスで中札内美術村へ、レストランで素朴で美味しい地元料理を味わい、柏林の散策、美術館の鑑賞などを楽しんだ。
全ての行事が終了、帯広空港で解散した。

平成22年度北海道足寄町親子塾キャンプ報告

7月24日(第1日目)
今年は、参加者全員がとかち帯広空港と帯広駅に集合、貸切バスで足寄町「ネイパルあしょろ」(北海道立少年自然の家)に15時30分に到着、開塾の会では、青木副代表からの挨拶、自己紹介、期間中の注意があり、POMS記入などを行い、夕食後は、荷解き、入浴後就寝。

7月25日(第2日目)
午前中は全員で近くの薬草園で畑の整備、苗の植え付け、雑草とりなど農作業に勤しんだ。昼食後も農作業を行い、終了後、足寄町町民センターに移動、親子一緒でニンニクの調理、親子で調理した夕食。その後はネイパルに戻り、親・保護者は交流会でお互いの親睦をかねて話し合い、子どもたちは室内のゲーム・ボール遊びを楽しむ。

7月26日(第3日目)
朝食は早めに済ませ、全員バスで士幌高原ヌプカの里へ、地元のボランティアの方々が待機してくれていた。そこから白雲山に登山する組と然別湖への散策組とに分かれた。登山組は、ボランテイアの方にリードされ、ふうふう言いながら標高1,186メートルの頂上到着、大雪山脈を見上げ、眼下に然別湖を眺めながら昼食。

散策組は、湖内遊覧船からのんびりと景色を楽しみ、白雲山を見上げながら昼食。

それぞれ登山口のヌプカの里へ戻って合流、ネイパルにもどり、保護者・親は、バーベキューの準備、子どもたちは、球技や陣取りゲームで楽しんだ。いよいよバーベキュー、羊肉とたっぷりのお野菜、焼きそばなどなど。中野先生のお手揚げのエゾウコギの若葉300枚の天ぷらは、あつという間に品切れ、それと有機無農薬米のおにぎりは、大好評。登山の後か用意した食材が全て平らげられたほど盛況。この後、親たちは、梶川さんの指導で、洗濯バサミを芯にした「猫チヤン」「兎チャン」などのおもちゃ作り。子どもたちはプレイホールでの遊びなど。

7月27日(第4日目)
午前、親・保護者は、毎回のキャンプに来て子どもたちのケアをしてくれている宮城県の「NPO作る村」の若者を育てた音楽家の飴屋善敏理事長の歩んだ道の記録DVD(NHKで放映)を鑑賞し、その若者の一人舟山李生子さんの歌唱があり、大きな拍手。子どもたちは、「七宝焼き」に挑戦、ブローチやストラツプなどを懸命に作り、お土産となった。

午後、親・保護者は田中理事の指導で、ドレミの歌に合わせた振り付けを練習、そして合唱。

中野先生夫人と支援の方の指導で、ヘルマン・ハープの練習、合奏と盛り沢山。

子どもたちは、室内、野外(パークゴルフ)での遊びの後、親たちの音楽練習の成果を聞くために、合流。 まず、大槌さんのピアノの伴奏で親たちの振り付け付きの合唱、田中さんの独唱、ヘルマン・ハープの合奏と子どもたちは大拍手。子どもたちもヘルマン・ハ-プの練習に目を輝かせて挑戦。最後に舟山李生子さん、舟山鈴太郎さんの独唱で終わりました。
夕食は、町民センターに移り、親も手伝いながら子どもたちが全員の食事作り、後片付けも子どもたちの役目でした。

7月28日(第5日目)
朝から、親たちは荷物の整理、宅配便のまとめと大わらわ、子ども達は室内、野外で最後の活動。
昼食後、バスで出発、帯広駅経由で帰宅する方々を送り、残りの人は帯広空港へ、そこで解散。

平成21年度北海道足寄町親子塾キャンプ報告

7月31日(第1日目)
今年は、参加者がとかち帯広空港集合と新千歳空港集合の2組に分かれ、JR帯広駅で合流、貸切バスで足寄町「ネイパルあしょろ」(北海道立少年自然の家)に向かった。開塾の会では、青木副代表からの挨拶、自己紹介、POMS記入などを行い、夕食後は、期間中の注意事項などオリエンテーションがあった。

8月1日(第2日目)
朝食前、朝のつどいーラジオ体操。午前中は全員で近くの薬草園で畑の整備、苗の植え付け、雑草とりなど農作業に勤しんだ。

午後は親・保護者は田中理事の指導で、体をほぐしながらの発声練習とコーラスの練習、最後は、一人一人の独唱をCDに吹き込んでもらい、記念のお土産となった。子どもたちは室内・野外でのゲーム・ボール遊び・水遊びを楽しむ。夕食後は、青木副代表、中野理事、杉俣氏を囲んで親・保護者の交流会、子どもたちは、オペレッタの練習を始めた。

8月2日(第3日目)
朝食前のラジオ体操。雨模様の天候なので農作業は中止し、全員で七宝焼きに取り組んだ。粘土を整形し、ペンダントやキーホールダーの枠に入れ、色つけ、絵や模様を書き入れ、小さな電気炉で焼成する手順で、本当に自分だけの記念品の出来上がりに笑いと歓びの声が響く。

午後は、親は藤野副代表のお話を聞いた後、高畑理事のミニお料理教室、軽快なお話を聴きながらおいしい簡単な料理の出来上がりに、熱心にノートをとり、質問もしきり。子どもたちは、オペレッタの練習。16時ころから、体育館の中で「餅つき」体験、三つの臼と杵を使い、子どもたちも大人に手伝ってもらいながら杵を振り下ろす。できあがったお餅に「きなこ」や「あんこ」などを入れて丸め、賑やかに楽しく食べられたが、お陰で夕食が入らなかった子どももいたようだ。夕食後、親は、田中理事の指導でコーラスの練習、子どもたちにも聞かせたいほど、上手こどもたちは、オペレッタの練習。

8月3日(第4日目)
朝はラジオ体操。朝食後、全員記念写真撮影。曇り勝ちではあつたが、全員で阿寒湖、そして神秘の湖オンネトーへのバス旅行。帰りはひなびた一見宿の名湯「野中温泉」でゆっくり温泉に浸かって、疲れを癒した。
夕刻から、野外炊飯場でバーベキューの準備、そしていよいよ開始、先ずは子どもたちが練習を積んだオペレッタの上演に盛大な拍手喝采、我が子の意外な活躍に感激の方も。バーベキューは、中野理事の懇切な手配で豊富な食材に全員が舌鼓を打って満喫した。

8月4日(第5日目)
朝はラジオ体操。朝食後、POMSの記入の後、昼食まで施設の周辺散策を楽しまれた方もいた。昼食後、貸切バスでJR帯広駅へ到着、キャンプとしては解散、千歳空港から帰られる方はJRに乗車、帯広空港から帰る方は、バスで空港に向かった。

平成21年度 レクチャーコンサート「君は愛されるために生まれた」

平成21年5月16日
第8回通常総会の後、こどもから親へのメッセージ 子どものいのちを守る会のレクチャーコンサート「君は愛されるために生まれた」ヴァイオリニスト ジョン・チャヌの調べを開催しました。
曲目は
映画「80日間世界一周」より“テーマ”、
チャイコフスキー『 白鳥の湖』より“情景”、
映画「ピノキオ」より“星に願いを ”、
マスネー:タイスの瞑想曲、
サラサーテ:ツゴイネルワイゼン、
プッチーニ:歌劇トゥーランドットより「誰も寝てはならぬ」、
モーツァルト:フルートとハープのための協奏曲、レクイエムよりクラリモサ、ピアノソナタ第8番、ヴァイオリンソナタ(K304)、ジェラシー(コンチネンタルタンゴ)、
ショパン:ノクターン(20番)、イムジン河、きみは愛されるために生まれた
という内容でした。
演奏時間は15分の休憩を挟んで、延べ約2時間30分。このコンサートを企画、監修してくださった青木淳氏(多摩美術大学)は、コンサート開催の契機やジョン・チャヌさんについて次のような一文(抜粋)を寄せてくださいました。

「昨年、藤野武彦先生から「なにかいま、この子どものいのちを守る会にしか出来ないようなことがないでしょうか」というお話をいただきました。

現代は、どこか子どもたちから親へのメッセージがなかなか届かない時代という気がしていました。

学生時代から、気がつくといつも私のまわりでモーツァルトの音楽が流れていた気がします。無意識に聴いているのに、なぜだかモーツァルトがそこにいて誰かに語りかけているような気がしていました。その旋律は、時に喜びに満ち、またある時はその溢れ出る才能が天から降り注ぐもののようであることを感じました。ただここ数年、彼の作品の中でいくつかの作品を聞くたびに、強くこころ動かされるものがあったのです。

作品番号で言うとK.290~320番あたり、特にK.304というヴァイオリンソナタは聴くたびに、その透き通るような美しい旋律の傍らに、彼の内なる悲しみを感じていました。それはモーツァルトが21歳の時の作品でした。演奏旅行のために生まれ故郷のザルツブルグを出発したモーツアルトと母のアンナでしたが、ようやく目的地のパリに到着したものの、間もなく母は急逝してしまう。そんなとき、モーツアルトが作曲したのがこの作品でした。亡き母に語りかける天才モーツアルトの、伝えきれぬ言葉がこのメロディーとなってそこにあるのだと思いました。モーツァルトの母は、ある意味で普通の女性であり、母でした。けして特別なものを持った人物という印象はありません。しかし彼にとってはかけがえのない存在だったことはこれらの一連の作品からもよく分かります。子供たちにとっては、どんな親もかけがえのない存在だということを、彼の音楽は語っていたのではないでしょうか。

そんな親子の関係を、そして音楽が語りかける愛情の意味を誰かに語ってもらいたいと思っていた時に、今それができるのはヴァイオリニストのジョン・チャヌさんだと直感的に思った。どこか無邪気で、人を喜ばすことが大好きで、それでいて多くの悲しみも知っている人。たぶんモーツァルトが語りかけるように、音楽を聞かせてくれる数少ない演奏者です。会場は気持ちよく心開けるホールをという思いから、丸の内の日本工業倶楽部をお借りしました。この贅沢でしかし品のいい空間は、心地よい緊張感を私たちに与えてくれるに違いないと思いました。

ジョンさんが最後に奏でた「君は愛されるために生まれた」は、目をつぶって聴いていました。音楽が親子を、そして人と人を深く結びつけるかけ橋となっていることを体験した気がしました。」

平成20年度北海道清水町親子塾キャンプ報告

8月2日 [第1日目]
千歳空港集合。約3時間のバス旅行で宿舎となる清水町農業研修会館に到着、参加者は部屋で落ち着く暇もなく講堂に集合、開塾の会で青木副代表から開塾の言葉と「塾」の趣旨を説明、清水町高薄町長からの歓迎のご挨拶があり、その後POMSテストを実施した。
夕食後、親・保護者は懇談会、子どもたちは、ボランティアの学生とともに第1回の創作活動を開始しました。

8月3日 [第2日目]
午前中は、全員で旭山農場(旭山小学校跡で現在剣の郷創造館として地元で校舎を使用、その隣地に新農場を開設)で草取り・種まき・植え付けなどの不慣れな農作業に懸命に励みました。

午後、近くのフロイデ温泉に全員で入浴、親・保護者は藤野副代表のお話を地元の医師ご夫婦とともに聞き、その後飴屋講師の学習懇談会に出席し、子どもたちは、第2回の創作活動を進めました。
夕食後、中野理事夫人の指導で、ヘルマン・ハープの体験会に親・保護者・子どもが一緒に楽しみました。

8月4日 [第3日目]
午前中、昨日に引き続き旭山農場で農作業を始めましたが、降雨のため早く切り上げ、校舎で自由時間を過ごし、午後、地元新聞社が計画した「千年の森」見学、親・保護者は高畑理事の熱気溢れたお話を聞き、その後、学習懇談会の2回目。子どもたちは第3回の創作活動を進めました。夕食後、前夜と同じくヘルマン・ハープの体験と演奏会、仙台からの飴屋君などの楽器演奏も加わって楽しみました。

8月5日 [第4日目]
午前は、全員、歴船川(カムイコタン)で、地元のカヌー愛好者の指導の下、カヌーと水遊びを体験、また、河原の石を収集、中野先生は、石の良否の鑑定に大わらわでした。
昼食は中札内美術館村レストランで摂り、美術館などを見学、剣の郷創造館に戻り、親・保護者は学習懇談会の3回目、子どもたちは第4回の創作活動の後、子どもたちの創作活動の発表会では、活動の成果として「オペレッタ」を親・保護者が見守る中で、演じ拍手喝采を浴びました。夕刻より、運動場の端で野外パーティを開催、清水町町長はじめ地元の方々も大勢参加されて、中野先生の肝いりの縄文時代さながらの豚肉の蒸し焼き、比内鶏、地元特産の牛トロ料理などを心ゆくまで味わうことが出来ました。フィナーレは、仙台からのボランティアグループのピアノ・ヴァオリン演奏、独唱などが続き、大いに盛り上がったのでした。

8月6日 [第5日目]
朝食後、2回目のPOMS記入。石井の森の石井さんなどの指導で「押し花作り」の実習、ペンダントや額縁に好みの草花を配置して参加者皆さんのお土産となりました。
昼食後、バスでの帰途、日勝峠で十勝平野の展望を楽しみ、千歳空港で解散しました。